EU(アイルランド)リージョンにて、Cluster Compute Eight Extra Large (cc2.8xl)のインスタンスタイプが利用可能になりました。
cc2.8xlインスタンスはCPUやメモリを大量に使うHPCジョブを実行するの非常に向いています。各々のインスタンスはIntel Xeonプロセッサ、60.5GBのRAM、3.37TBのインスタンスストレージを持っています。各プロセッサーは8つのコアを持ち、Hyper-Threadingが有効になっていますので、並列に32スレッドを実行することができます。 cc2.8xlインスタンスはCluster Compute familyのメンバーなので、他のCC2インスタンスとも10ギガビットのネットワーク、Full bisectionバンド幅でつながったローレイテンシーで接続可能なPlacement Groupのメンバーにもなることができます。 またcc2.8xlインスタンスはオンデマンドだけでなく、スポットインスタンスとしても起動することができますし、リザーブドインスタンスとして購入することもできます。
1064台のcc2.8xlインスタンスで構成されたクラスタは240 Teraflopsの性能を出し、2012年6月のTop500 listにて72位にランクインをいたしました。このクラスタは17,024のコアと65.968TBのRAMを持っています。
どのようにしたら、このコンピュートパワーの全てを有効に利用することができるでしょうか? MIT StarClusterを使えば、簡単にEC2インスタンスのクラスタを起動し、管理することができます。 また、CloudFluは、人気のあるOpenFOAMパッケージを使って、CFD (Computational Fluid Dynamics)アプリケーションを開発する手助けになります。
EC2上でどれくらい簡単にコンピュートクラスタを起動できるかについては、是非下記のビデオ(英語)をご覧ください。
さらに詳細な情報については、High Performance Computing on AWSのページをご覧ください。