6/22(金)にAWSのパートナーミーティングを開催し、ユーザ事例によるAWSパートナーアワードの発表をいたしました!
アワードの受賞パートナー、案件内容は以下のとおりです。
エンタープライズ部門
受賞社名: 株式会社アイキューブドシステムズ様
案件名: 株式会社ガリバーインターナショナル様 スマートデバイスを業務にご活用事例
発表資料: モバイルに最適なバックエンドプラットフォーム
中古車のガリバー殿ではスマートデバイス端末を、統合的に管理するマネジメントプラットフォームCLOMOをエンタープライズの業務に活用されています。 CLOMOをAWS上の各サービスと高度に統合され、1日20TBを超える大量業務データを処理するアプリとして実績を持たれています。今後Mobile Backend Platformとして業種・規模を問わず拡大が期待されます。
クラウドとモバイルデバイス運用プラットホームとして事例を作られたことを評価しアワードを授与させていただきました。
エンタープライズ部門
受賞社名: 株式会社クニエ様
案件名: アンリツ株式会社様 SAPアップグレードプロジェクト事例
SAPアップグレードプロジェクトにおいてAmazon Web Services上にアセ スメント・開発環境を構築することで、環境構築期間の圧縮とプロジェ クト品質確保を実現しました。ハードウェアの納品までの時間を前倒し、 当初想定以上に余裕を持った開発スケジュールを確保する計画を行い、 お客様の方針確定後、すぐにUNIXで稼働していた本番環境相当の約 600GBのデータベースをEC2にマイグレーションし、EC2上でSAPアップグ レード、UNICODEコンバージョンを実施し、数日間で環境を準備すること に成功されました。
これによって、通常10ヶ月以上かかるプロジェクトを6ヶ月に短縮したに も関わらず、ユーザテスト期間は当初想定以上に余裕を持たせたスケジ ュールとして品質を確保、ユーザ部門への過大な負荷を招くことなく、 本番移行に成功されたことを評価しアワードを授与させていただきまし た。
HPC部門
受賞社名: SCSK株式会社様
案件名:九州大学様 HPC活用事例
発表資料:九州大学様 HPC活用事例
九州大学殿では、高度な情報処理を行うプライベートクラウド環境をすでに構築していましたが、よりデータ量の多い情報処理に対応可能な環境の構築、さらなる教育環境の充実のご提案にて、SCSK殿のクラウド環境構築および運用監視サービス「USiZE」という付加価値を添え「パブリッククラウド型教育用電子計算機システム」の環境を構築をいただきました。
大学という、先端科学技術を担う高度の研究者・技術者を養成するための教育環境の促進と、先進的なクラウドでのHPC利用のいち早く事例化をいただいたご貢献を評価し、今回アワードを授与させていただきました。
ビッグデータ部門
受賞社名: 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ様
案件名: 株式会社アンデルセンサービス様 原価計算システムでのHadoop活用事例
発表資料:Hadoopによるバッチ処理の導入 on AWS
大手食品メーカーのアンデルセングループの情報システムを支えるアンデルセンサービス殿は、ノーチラス・テクノロジーズが開発した「Asakusa Framework」とAWSを利用して、原価計算バッチ処理システムを構築されました。4時間かかっていた原価計算バッチ処理を20分に短縮されました。また、インフラ構築の時間を大幅に短縮、初期コストも低減し、Hadoopのクラスタを早期に準備できることを実証。AWSの従量課金体系により、オンプレミス想定構築運用費用と比較し、約10分の1に運用コストを低減しこの分野でのAWSの効果を実証されました。このご貢献を評価し、今回アワードを授与させていただきました。
インダストリーチャレンジ 医療部門
受賞社名: 株式会社東芝様
案件名: 東芝メディカルシステムズ株式会社様 医療データ保存システム事例
発表資料:医療データ外部保存サービス
いくつかの医療事業でのAWSご利用事例ノミネーションの中から、株式会社東芝殿の東芝メディカル殿向け医療画像保存サービスを選定させていただきました。
AmazonS3というイレブンナインの耐久性を持つ堅牢なストレージサービスと、東芝殿による多重の暗号カギの独自技術を組み合わせて頂くことで、医療データという究極(非常に重要な)の個人情報のクラウドへの保存サービスの実展開にあたっては、各省庁セキュリティガイドラインへの準拠へも多大なる時間と工数をかけて実現いただきました。このご貢献と事例化を評価し、今回アワードを授与させていただきました。