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【AWS発表】Linux用CloudWatch監視スクリプトに3つの新機能を追加

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Linux用のCloudWatch監視スクリプトに3つの新機能を追加いたしました! これらのスクリプトはバックグラウンドで実行され、定期的にシステムメトリクスをAmazon CloudWatchにレポートし、2週間保存されます。

スクリプトをインストールすると、次のメトリクスの任意の組み合わせのレポートを選択可能になります。

  • Memory Utilization - キャッシュとバッファを除いたアプリケーションおよび、OSによって割りあてられたメモリ。単位は%
  • Memory Used - キャッシュとバッファを除いたアプリケーションおよび、OSによって割りあてられたメモリ。単位はメガバイト
  • Memory Available - アプリケーションおよびOSで利用可能なシステムメモリ。単位はメガバイト
  • Disk Space Utilization - ディスクスペースの使用量。単位は%
  • Disk Space Used - ディスクスペースの使用量。単位はメガバイト
  • Disk Space Available - 利用可能なディスクスペース。単位はメガバイト
  • Swap Space Utilization - スワップスペース使用量。単位は%
  • Swap Space Used - スワップスペース使用量。単位はメガバイト

1つ以上のマウントポイントまたはディレクトリ単位でディスクスペースを計測、レポートすることができます。

こちらは新機能です。

  • IAM Role サポート - CloudWatch監視スクリプトはCloudWatchにメモリおよびディスクメトリクスを提出するのに、AWS Identity and Access Management (IAM) rolesを使うようになりました。

  • Auto Scaling - EC2の Auto Scaling機能と連携してスケーリングの意思決定を行うために、スクリプトにより生成されたメトリクスを使うことがきるようになりました。例えば、平均メモリ利用量が指定した割合に逹した際にスケールアップを選択することができます。

  • 集計メトリクス - スクリプトは集計メトリクスを報告することができるようになりました。このタイプのメトリクスを使うことで、複数のEC2インスタンスのメモリやディスク利用量を監視することができるようになります。例えば、ひとつの集計メトリクスで、全てのインスタンスの総メモリ使用量を監視することができます。

Linux用のCloudWatch監視スクリプトは下記のリンクよりダウンロード可能です。

CloudWatch Monitoring Scripts for Linux

ドキュメントはこちらです。 この新機能は本日よりご利用いただけます!

堀内康弘 (Facebook, Twitter)

 


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