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【AWS発表】 Amazon SQSとSNSのペイロードを最大256KBに拡張。生のメッセージも利用可能に

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本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) と Amazon Simple Notification Service (SNS)の最大ペイロードサイズを64KBから256KBに引き上げました。

また、既存のJSON形式に加えて、生のデータもSNSメッセージとして配信できるオプションを追加いたしました。 SQSと一緒にSNSを使い、複数のキューへ同一のメッセージを送る場合に便利です。

詳しい情報は次のとおりです。

  • (SQSとSNSの両方)のペイロードが256KBに拡大されたことにより、1回のAPIコールでより多くのデータを送受信できるようになります。 以前は、ペイロードは最大64KBに制限されていました。64KB以上の大きなペイロードは、64KBのペイロードの'チャンク'毎に1リクエストとして課金されます。 例えば、256KBのペイロードを含む1回のAPIコールでは、4リクエストとして課金されます。 お客様からは、ペイロードの最大サイズを大きくなれば、以前は達成するのが難しかった新しい使い方ができるという声も聞いています。
  • SNSの生メッセージ配信を使うことにより、メッセージペイロードに、より多くの情報をつめこむことができるようになります。 SQSおよびHTTPのエンドポイントに対して通知を配信する時、今まで、SNSは現在のメッセージとトピックについてメタデータを含んだJSONエンコーディングを追加します。本日より、開発者はオプションとしてRawMessageDeliveryプロパティを設定することができるようになりました。これにより追加されるJSONエンコーディングを無効にできます。 既存のアプリケーションが今まで通り動作するように、生メッセージの配信はデフォルトではOFFになっています。

Amazon SNS と Amazon SQSは無料利用枠をご利用いただけます。 さらに詳しい情報については、Amazon SNS のページおよび、Amazon SQS のページをご覧ください。 またSNSトピックに対してSQSキューをサブスクライブする方法についての詳しい情報は、SQS開発者リファレンスガイドをご覧ください。

堀内康弘 (Facebook, Twitter)

 


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