本日、Amazon EC2 専用インスタンスの値下げを発表できることをうれしく思います。
2011年にサービスを開始した専用インスタンスは、単一のお客様専用のハードウェアを実行する Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)で起動される Amazon EC2 インスタンスのことです。企業のポリシーや業界規制によりホストのハードウェアレベルで他のお客様と、物理的に分離される必要がある場合にご利用いただくのが理想的です。
マルチテナントのEC2インスタンスと同様に、専用インスタンスでも、オンデマンドとリザーブドインスタンスを最大限、活用いただけます。 本日の値下げは、イノベーションによる運用コストの削減を、お客様に還元するAWSの伝統を継続するものです。 今回の値下げは、リージョン専用の料金と専用オンデマンドインスタンスおよび専用リザーブドインスタンスの料金の両方に適用されます。専用インスタンスがサポートする全てのインスタンスタイプ、全てのリージョンが対象となります。詳細は以下のとおりです。
- リージョン専用の料金– 時間あたり10 USドルから2 USドルの80%の値下げです。リージョン専用の料金は、最低1つ以上の専用インスタンスを実行しているリージョンに対して、実行している専用インスタンスの数に関係なく、時間あたり1回限り発生する料金です。
- 専用オンデマンドインスタンス– 時間あたりの料金が最大37%の値下げです。例えば、米国東部(北バージニア)リージョンのm1.xlargeの専用インスタンスの料金は、時間あたり、0.840 USドルから0.528 USドルに下がります。
- 専用リザーブドインスタンス– リザーブドインスタンスの予約金および時間あたりの利用料金が最大57%の値下げです。専用リザーブドインスタンスは専用オンデマンドインスタンスと比べて、最大65%の追加のコスト削減を提供します。
これらの変更は、2013年7月1日より有効です。AWSの利用料には自動的に反映されます。
AWS Management Consoleから専用インスタンスを起動するには、単に対象となるVPCを選択し、インスタンスの設定時に専用テナントオプションを選択するだけです。 また、専用VPCを作成し、その中で起動されたインスタンスは全て、専用インスタンスであると保証することもできます。

専用インスタンスについてさらに詳しく学びたい場合、また、完全な料金表をご覧になりたい場合は、専用インスタンスのページをご覧ください。