AWS Marketplaceをご利用したことはありますでしょうか? Marketplaceには、新しいプロダクトが毎週追加されています。Marketplaceを使えば、24のカテゴリーから800以上の人気のAMI (Amazon Machine Images)を検索、購入し、すぐに使いはじめることができます。
本日、AWS Marketplaceをより簡単に使えるよう、AWS Management ConsoleのEC2タブからアクセスできるようにいたしました。このアップデートの一部として、コンソールのLaunch Instance Wizardも改良しています。それでは、これらのアップデートを詳しく紹介していきます。
Marketplaceの統合
コンソールのLaunch Instanceボタンをクリックし、AWS Marketplaceのタブを選択することにより、Marketplaceを検索、閲覧できるようになりました。コンソールを離れることなく24の全てのカテゴリーを閲覧することができます。

個々のカテゴリを閲覧することができます(ここでは"Business Software"を選択しました。):

検索語を入力することもできます。(ここでは、"Analytics"を検索しました。):

ご希望のパッケージが見つかったら、コンソールは料金、システム要件、レイティング、およびその他の重要な情報を表示します。:

コンソールはインスタンスタイプをお薦めしたり、新しいセキュリティーグループを作成するためにソフトウェアベンダーから提供されている情報を使用します。
(必要に応じて)インスタンスタイプを調整し、その田の詳細を確定し、プロダクトを起動することができます。これら全てをAWS Management Console内で操作することができます。
Launch Instance Wizard の改善
コンソールのLaunch Instance Wizardを改善し、より簡単にEC2インスタンスを起動できるようにいたしました。
パブリックおよびプライベートのAMIの検索スピードが劇的に改善されました。インスタンスタイプおよびセキュリティーグループの選択のプロセスがシンプルになりました。
既存のセキュリティーグループからルールをコピーして、新しいセキュリティーグループを作成することもできるようになり、インスタンスへのタグ付けを行う際、オートコンプリート機能が使えるようになりました。起動プロセスの一部としてのスナップショットの検索やスナップショットからのボリュームの作成も高速で簡単になりました。
コンソールは関連するEC2インスタンスタイプをグループ化し、最も適したタイプをより効率的に選択できるようになりました。

タグ名を入力し始めると、補完候補のタグが、ポップアップ表示されます。:

既存のセキュリティグループを選択し、その中のルールを確認することができます。既存のセキュリティグループをワンクリックでコピーして新しいセキュリティグループを作成することもできます。:

インスタンスの起動時にストレージを追加する際、EBSボリュームのスナップショット(パブリックデータセットも含めて)を検索できるようになりました。

このアップデートの一環として、EC2コンソールの全体的なUIを、一新いたしました。残りのページは近い将来アップデートされる予定です。ご意見、ご要望、または不具合などございましたら、EC2 forumに書きこむか、お問い合わせフォームより日本語でお気軽にお問い合わせください。
-- Jeff;この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 AWS Management Console - AWS Marketplace Integrationを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。