Amazon Redshiftは高速で管理も万全な、SQLベースのペタバイト規模のAWSクラウド上のデータウェアハウスを従来型の多くのデータウェアハウスの 10 分の 1 の値段でお客様にご提供するサービスです。 このブログでも、Redshiftの発表、 グローバル展開、および新機能などをお知らせしてきました。
本日、Redshiftが、高密度コンピュートノードを追加することにより、さらに高速で費用対効果の高いものになりました。この新しいSSDベースのストレージオプションは、2サイズからご利用いただけます。:
- ラージ - 160 GB のSSDストレージ、2 Intel Xeon E5-2670v2 仮想コア、および 15 GiB の RAM
- エイトエクストララージ - 2.56 TB のSSDストレージ、 32 Intel Xeon E5-2670v2 仮想コア、および 244 GiB の RAM
高密度コンピュートノードは、高いCPUパワー、RAMおよびストレージのI/O性能を備えており、高い性能が不可欠なデータウェアハウスをホストするのに適しています。 1つのラージノードは1時間あたり$0.25から、スモールスタートでき、いつでも数千コア、数テラバイトのRAM、数百テラバイトのSSDストレージを持つクラスターにまでスケールすることができます。
ご利用中の圧縮されたデータが500GB以下であれば、より低価格で、高いパフォーマンスが出るオプションはこの高密度コンピュートになります。その上で、パフォーマンスについて主に心配している場合は、高密度コンピュートを使い続けることもできますし、いつでも数千コア、数テラバイトのRAM、数百テラバイトのSSDストレージを持つクラスターにまでスケールすることができます。または、いずれかの時点で、テラバイトとからペタバイトまでスケールする、年間テラバイトあたり、$1000程度でご利用いただける既存の高密度ストレージノードに切り替えることもできます。Amazon Redshiftのリサイズ機能を使えば、コンソールから数クリックするだけで、簡単にノードのタイプとクラスターのサイズを変更することができます。:

高速プロビジョニング、自動パッチ適用、Amazon S3への継続的バックアップ、高速リストア、障害ハンドリング、クロスリージョンディザスターリカバリー、保存時および転送時のデータ暗号化を含む、Redshiftが大きくヒットした理由でもある、全ての機能が高密度コンピュートノードでもご利用いただけます。
一つのラージ高密度コンピュートノードのオンデマンド料金は、米国東部(北バージニア)リージョンで1時間あたり、$0.25 からご利用いただけます。3年間のリザーブドインスタンスを購入いただくことで、実質、1時間あたり、$0.1 (10セント!)でご利用いただけます! 高密度ストレージノードのように、この新しい高密度コンピュートノードは次のAWSリージョンでご利用いただけます。:
- 米国東部 (北バージニア)
- 米国西部 (オレゴン)
- EU (アイルランド)
- アジアパシフィック (シンガポール)
- アジアパシフィック (東京)
- アジアパシフィック (シドニー)
この新しいノードは本日より利用可能です。このノードを使って今すぐデータウェアハウスを作成いただけます!
-- Jeff;
この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 Faster & More Cost-Effective SSD-Based Nodes for Amazon Redshiftを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。