本日は同僚のChetan Dandekarから、AWS CloudFormation ユーザーの皆様にグッドニュースをお届けいたします!
-- Jeff;
AWS CloudFormationがAmazon Redshiftに対応いたしました。ここ最近、AWS CloudFormationチームは他のAWSリソースへの対応を強化しています。
CloudFormationとは?
AWS CloudFormationはEC2、VPCからDynamoDBまで、数多くのAWSリソースのプロビジョニングと管理を簡素化します。 CloudFormationは、自分の欲しいアーキテクチャをCloudFormationテンプレートファイルを使って、モデル化およびバージョンコントロールすることができます。 アーキテクチャーは単一のEC2インスタンスくらいシンプルなものから、分散データベースや、エンタープライズ用の完全なVPCの設定といった複雑なものまで用意されています。(CloudFormation サンプルプテンプレートをご覧ください。) CloudFormationサービスは、複雑なプロビジョニングコードを書くような負担をかけることなく、テンプレートファイルから自動的に希望のアーキテクチャー(‘CloudFormation stacks’)を作成することができます。

CloudFormationは、スタックの作成および更新を並列化してプロビジョニングを高速化します。 CloudFormation APIを使えば、AWSのプロビジョニングを自動化できるだけでなく、すでに利用している開発およびシステム管理ツールに統合することもできます。
CloudFormationテンプレートは、より多くの方に使っていただくために、製品を標準化したりパッケージ化するために使用することもできます。(例えば、管理者は、開発チームが利用するために、標準のVPC設定テンプレートを作成することもできますし、ISVが顧客がAWS上にプロビジョニングするために分散データベースの設定をパッケージ化することもできます。)
Amazon RedshiftのサポートAmazon Redshiftはは高速で完全マネージド型、ペタバイト規模のデータウェアハウスサービスです。このRedshiftのクラスターをCloudFormationを使って起動および管理することができるようになりました。 また、CloudFormationテンプレートを使って、Redshiftの設定のドキュメント化、バージョン管理、共有することもできます。 こちらはRedshiftのクラスターをプロビジョニングするサンプルのテンプレートになります。
CloudFormationはAmazon RDS, Amazon DynamoDB, Amazon SimpleDB and Amazon ElastiCacheといった他のAWSデータベースサービスもサポートしています。
その他の追加
2014年のはじめに、次のAWSの機能に対するサポートが追加されました:
- Auto Scalingのscheduled actionsとブロックデバイスのプロパティ
- DynamoDB localとグローバルセカンダリーインデックス
- SQS dead letter queue (DLQ)
- Elastic Beanstalk アプリケーションのアップデート
- SQS キューとキューポリシーのアップデート
- S3バケットとバケットポリシーのアップデート
- CloudFormationテンプレート内で最大60パラメーターと60アウトプット
これらの変更についてのさらに詳しい情報については、CloudFormationのリリースノートをご覧ください。
CloudFormationについてさらに詳しく学ぶためには、CloudFormationの詳細ページ、ドキュメント、導入ビデオをご覧ください。また、非常に多くのサンプルテンプレートを用意しておりますので、CloudFormationを数分以内に簡単に使い始めることができます。
この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 AWS CloudFormation Adds Support for Redshift and Moreを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。