EC2の料金とインスタンスタイプのページに重要な変更を行いました。今回から、EC2インスタンスの前世代(Previous generations)という概念を導入しています。
Amazon EC2は、2006年の夏にサービスを開始いたしました。 1種類のインスタンス(由緒があり、今だに人気のある m1.smallです)からスタートし、長年にわたって、多くの種類を追加してきました。CPU最適化、メモリ最適化、クラスターといった、ある部分に特化したインスタンスファミリーを追加したり、各ファミリーに様々なサイズを追加したりすることにより、選択肢の幅を拡げてきました。
より新しく、より強力なプロセッサが利用できるようになるに従い、与えられた価格で、最もよい性能にアクセスできるよう、ラインナップを追加してきました。最新のインスタンスは新しいアプリケーションに、より良くフィットしますので、ウェブサイトでもこのことをはっきりとお見せしたいと考えていました。この目的のために、いくつかのインスタンスファミリーを新しく作成した前世代 (Previous Generations)のページに移動しました。 前世代のファミリーのインスタンスは、もちろん今でも、オンデマンド、リザーブド、スポットインスタンスとしてご利用いただけます。次の表は、前世代と、それと等価な現行世代を並べたものです:
インスタンスファミリー | 前世代 | 現行世代 |
一般的な目的 | M1 | M3 |
コンピューティング最適化 | C1 & CC2 | C3 |
メモリ最適化 | M2, CR1 | R3 |
ストレージ最適化 | HI1 | I2 |
GPU | CG1 | G2 |
上記のいずれのインスタンスも廃止にする予定はありませんが、新しいアプリケーションを構築する際には、最新世代を選択することをお勧めいたします。
-- Jeff;
この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 EC2 Update - Previous Generation Instancesを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。