Amazon WorkSpacesの管理者とユーザーのみなさんにいいお知らせがあります。あたらしいバリューバンドルと、既存のスタンダードバンドルのアップグレード、そしてOffice 2013がプラスバンドルで利用可能になったことをご紹介します。これは多要素認証(MFA)、ゼロクライアントのサポート、そして ゴールデンイメージの作成など一連の機能追加の中でも最新のものとなります。
バリューバンドル
バリューバンドルはブラウザとひとつかふたつのアプリケーションを動かすような、ライトユーザー向けに用意されています。バリューバンドルは1vCPU、2GBメモリ、そして10GBのユーザーストレージで1ユーザーあたり$25の費用になります。バリュープラスバンドルは同じハードウェアスペックでMicrosoft Office Professionalが利用できます。費用は1ユーザーあたり$40(これらの価格はUS East (北バージニア)とUS West (オレゴン)リージョンのもの)です。その他のリージョンでの価格についてはWorkSpaces料金表のページを参照してください。
スタンダードバンドルのアップグレード
スタンダードバンドルのアップグレードによって、追加の費用なしでハードウェアリソースの増強が行われました。2014年末までに、スタンダードバンドルを利用している既存のWorkSpacesはすべて1vCPUから2vCPUに、メモリが3.75GBから4GBにアップグレードされます。このアップグレードはWorkSpacesを利用しているAWSリージョンごとに決められたメンテナンスウィンドウの中で行われます(5日前には事前に通知されます)。CPUのキャパシティが倍になってメモリが追加されますので、明らかに体感パフォーマンスが向上するでしょう。
このアップデートはWorkSpaceのC:とD:ドライブ上にあるユーザーデータにはまったく影響ありません。ユーザーはデスクトップのメンテナンスウィンドウが完了した月曜の朝にログオンするとWorkSpaceが再起動されてパフォーマンスが向上しているということになります。
Office 2013
3つすべての「プラス」バンドル(バリュー、スタンダード、パフォーマンス)にはMicrosoft Officeがふくまれていますが、新規にWorkSpacesを作成するときにOffice 2010とOffice 2013のいずれかを選べるようになりました。Office 2010を利用している既存のWorkSpacesは、Office 2013にアップグレードすることができます。
利用可能なリージョン
あたらしいバンドルは今日からUS East (北バージニア)、US West (オレゴン)、 ヨーロッパ (アイルランド) とアジアパシフィック(シドニー)リージョンで利用できます。アジアパシフィック (東京)リージョンでは近日中に利用可能になる予定です。
渡邉