Amazon Elastic Block Store(EBS)のユーザに素晴らしいお知らせがあります。従来よりも大容量で高速なEBSボリュームを利用できるよう拡張を行う計画があることを、WernerがAWS re:Inventにて発表いたしました。
新しいスペックはこちらです:
- General Purpose(SSD):最大16TBの容量、最大10,000IOPSのベースパフォーマンス(もともと1TB/3,000 IOPSが最大値でした)。この種類のボリュームは引き続きより高いパフォーマンスを発揮するバースト機能をサポートしています
- Provisioned IOPS(SSD):最大16TBの容量、最大20,000IOPSまでのパフォーマンスを指定可能(もともと1TB/4000プロビジョンIOPSが最大でした)
新たに作成されたEBSボリュームは、従来のものと比較して2倍以上高速にデータ転送を行えるようになります。最大スループットは、General Purpose(SSD)では160MB/s、Provisioned IOPS(SSD)では320MB/sとなります。
最大容量とパフォーマンスが拡張されたことにより、複数のボリュームのストライピングを構成することなしに大規模なワークロードを処理することができます。ストライピング構成に付きものだった複雑なsnapshotの管理も不要ですので、データの管理やアプリケーション開発といった本質的な作業に注力することができます。
いつからご利用頂けるようになるかについては、続報をお待ちください!
小林