Unityはポピュラーなクロスプラットフォームのゲーム開発環境です。一度C#を利用すれば2Dもしくは3Dゲームを構築でき、そしてそれを多くの異なるプラットフォームやデバイス上で実行できます。
利用可能になりました
本日、AWS Mobile SDK for Unityをローンチします。この新しいSDKは.NETのクラスを含むUnityパッケージの形式で提供されます。これらのクラスによってUnityで書かれたゲームから Amazon Cognito（アイデンティティと同期）、Amazon Simple Storage Service (S3)、Amazon DynamoDB、Amazon Mobile Analyticsを含む複数のAWSサービスを呼び出すことが可能になります。iOSとAndroidのデバイス上で稼働するUnityのゲームを構築するためにこのSDKを利用できます。
昨年の終わりにSDKのデベロッパープレビューをローンチしました。プレビュー期間中、開発者からのとても素晴らしいフィードバックをいくつか受け取りました。Amazon Mobile Analyticsへのアクセスを追加し、このフィードバックを元にしたその他のエンハンスメント（詳細はImprovements in the AWS Mobile SDK for Unityを参照ください）も用意しました。
ゲームからこれらのサービスを次のように利用できます（これらのリンク先は始めるの役立つ関連ドキュメントとなっています）
- Cognito Identity：Amazon、Facebook、Twitter、GoogleやOpenID Connectと互換性のあるプロバイダのようなパブリックなログインプロバイダを通じた認証済アクセスへ簡単でシームレスに遷移可能なゲストアクセスを許可
- Cognito Sync：ユーザプリファレンスやゲームの状態をAmazon Cognitoの同期ストアへの保存しユーザのデバイスをまたいで一貫性のある体験を可能に
- S3：ゲームのアセット（画像や動画を含む）とその他のデータの保存と取り出し
- DynamoDB：JSONドキュメントとキーによって特定される情報の、あらゆるスケールで1桁ミリ秒のレイテンシでの保存と取り出し
- Mobile Analytics：使用データの収集と分析。例えば、異なる機能やゲーム内のロケーションの人気をトラッキングするためにカスタムイベントを利用し、ゲームプレイのチューニングと最適化のためにその結果を利用できます。
今すぐ利用可能
AWS Mobile SDK for Unityは今すぐ利用可能で、本日よりダウンロードできます。ソースコードはいくつかのサンプルコードとともにGithub上にあります。始めるには、AWS Mobile SDK for Unity Developer Guideを開いてください。
— Jeff;（翻訳は西谷が担当しました）