AWSのお客様は中または大きな組織のなかで大規模にAmazon WorkSpacesを展開されています。たとえば、ヘルスケアカンパニーのJohnson & Johnsonは長期的に保証されたセキュリティおよび効率性を実現しながら、世界中の多様な人材が自分のコンピュートデバイスから仮想デスクトップを利用する(Bring Your Own DeviceすなわちBYODとも呼ばれます)ためにWorkSpacesを利用しています。最近のプレゼンテーションとして、Deploying Amazon WorkSpaces at Scaleを参照いただくと、16000人の契約社員および社員に対するBYODと別の8000ユーザーに対するゼロクライアントをどのようにサポートしているのかがよくわかります。
あたらしいメトリックス
お客様によるWorkSpaces環境の監視を支援するために、わたしたちは最近WorkSpacesのためのAmazon CloudWatchメトリックスを追加しました。これらのメトリックスは個々のWorkSpacesや特定のディレクトリに所属するすべてのWorkSpacesの全体的な健全性やコネクションステータスに関する追加の識見を管理者に提供します。
すべてのCloudWatchメトリックスのように、これらのメトリックスはAWS Management Consoleでみたり、CloudWatch APIsからアクセスしたり、CloudWatch Alarmsやサードパーティツールから監視したりすることができます。
あたらしいメトリックスはデフォルトで有効化され追加費用なしで利用可能です。できることはこちらです:
- Available - ステータスチェックに応答するWorkSpacesはこのメトリックにカウントされます。
- Unhealthy - 同じステータスチェックに応答しないWorkSpacesはこのメトリックにカウントされます。
- ConnectionAttempt - WorkSpacesに対して試みられた接続回数です。
- ConnectionSuccess - 成功した接続試行回数です。
- ConnectionFailure - 失敗した接続試行回数です。
- SessionLaunchTime - WorkSpaces clientから計測されたセッションを確立するためにかかった時間です。
- InSessionLatency - クライアントから計測されて報告されたWorkSpaces clientとWorkSpacesとの間のラウンドトリップタイムです。
- SessionDisconnect - ユーザーによるか自動的にクローズされたセッションの数です。
こちらはユーザーがWorkSpaceに接続できない時に発砲するアラームを作成したところです:
いますぐ利用可能です
あたらしいメトリックスはいますぐ利用可能ですので今日から監視をスタートすることができます!
よりくわしく知るには、Monitoring Amazon WorkSpacesを参照してください。
— Jeff(翻訳は渡邉が担当しました。原文:New – CloudWatch Metrics for Amazon WorkSpaces);