シアトル生まれの音楽のレジェンド、ジミ・ヘンドリックスは、”Are You Experienced?” と題した画期的なアルバムで彼のキャリアをスタートさせました。
あなたの為に、”Are You Well-Architected?”(あなたはよい設計を行っていますか?)と、問います。AWSを使用するためのベストプラクティスに整合しているクラウド・アーキテクチャを選択していますか?
私達は、あなたのアプリケーションがよい設計(Well-Architected)を行われているかどうか確認したいと思っています。何千ものお客様の協力を得て、AWSソリューションアーキテクトは、クラウドでのシステム設計のためのベストプラクティスおよび核となる戦略を特定し、AWS Well-Architected Frameworkにまとめました。
このドキュメントでは、それらの基礎となる質問が含まれています。ベストプラクティスと照らし合わせてアーキテクチャを比較し、欠点に対処する方法を学ぶことができます。
AWS Well-Architectedは次の4つの柱にもとづいています。
- セキュリティ - リスク評価と軽減戦略を通じてビジネス価値を提供しながら、情報システムと資産を保護する能力。
- 信頼性 - 需要を満たすためにコンピューティングリソースを取得し、動的に、インフラやサービスの障害からの回復、およびそのような設定ミスや一時的なネットワークの問題などの混乱を軽減する機能。
- 性能効率 - システム要件の変化および技術進化に対応し、コンピューティング資源を有効に利用しつづける能力。
- コスト最適化 - 不要なコストや次善策を使わないような能力。
この文書では、それぞれの柱における設計原則を示し、つづいて詳細を述べます。さらに、ベストプラクティスを概説し、ベストプラクティスを使用している場所を理解するために役立つ一連の質問をあげています。質問は、オープンエンドな形です。例えば、「どのようにあなたのシステムでは、コンポーネントの障害に備えていますか?」「どのようなリカバリプランですか?」
フレームワークの中で、それぞれの質問をキャプチャし、保存することをおすすめします。これにより、ある時点での参照ができるようになり、Well-Architectedにむかっての進捗をあとで振り返ることができます。
AWS Well-Architected Frameworkは無償で提供されています。クラウドジャーニーの途中、さらに追加の助けが必要でしたら、豊富な知識と経験を蓄えたAWSのソリューションアーキテクトにご相談ください。
— Jeff;
(本記事は https://aws.amazon.com/blogs/aws/are-you-well-architected/ の翻訳です。翻訳は、荒木が担当しました)
PS - AWS re:Inventにいらっしゃるのであれば、10月7日水曜日の午後1時からの、Well-Architected Workshopにお越しください。