AWS Direct Connectを使えば、既存のデータセンターや企業のオフィスからAWSに1Gbpsもしくは10Gbpsの専用線をつなぐことができることをご存知でしょうか?
新しいロケーション
本日、2つの新しいDirect Connectのロケーションを追加したことをお知らせいたします。ネットワークコストを削減し、ネットワーク帯域幅のスループットを向上させる選択肢が増えましたので、より柔軟な方法がとれるようになることと思います。 2012年8月14日現在、ご利用可能な全ロケーションの一覧は次のとおりです。
- CoreSite 32 Avenue of the Americas, New York - 米国東部(北バージニア)に接続します。 New
- Terremark NAP do Brasil - 南米(サンパウロ)に接続します。New
- CoreSite One Wilshire, Los Angeles, CA - 米国西部(北カリフォルニア)に接続します。
- Equinix DC1 – DC6 & DC10, Ashburn, VA - 米国東部(北バージニア)に接続します。
- Equinix SV1 & SV5, San Jose, CA - 米国西部(北カリフォルニア)に接続します。
- Equinix SG2, シンガポール - アジアパシフィック(シンガポール)に接続します。
- Equinix TY2, 東京 - アジアパシフィック(東京)に接続します。
- TelecityGroup Docklands, London - EU(アイルランド)に接続します。
もし上記のリストにあるロケーションのひとつで稼動している独自の設備をお持ちであれば、AWSへの接続を最適化するためにDirect Connectを使うことができます。 もし設備がどこか他の場所にある場合は、Direct ConnectをサポートしているAPNパートナーのひとつに対して、自身のデータセンターから直接接続を行い、そこからAWSへつなぐという方法がとれます。
コンソールサポート
今までは、接続の設定プロセスを開始するには、Webフォームに記入する必要がありましたが、本日よりAWS Management Consoleを通して、申し込みのプロセスを開始したり、コネクションを管理できるようになりました。これにより、接続の設定プロセスがよりシンプルに、よりスムースに行えるようになるかと思います。
実際の手順を見てみましょう。コンソールのDirect Connectタブから新しいコネクションを作ることができます。

選択した設定を確認した後は、ワンクリックで申し込みを行うことができます。

全てのコネクションを一覧(グローバル)でご覧いただけます。

各コネクションの詳細を調べることができます。

また、コネクションに対して仮想インターフェースを作成することもできます。インターフェースはVirtual Private Cloud (VPC)に接続できますし、AWSサービスの全てに接続できます。


ルータのブランドやモデル、バージョンに応じたルータの設定ファイルをダウンロードすることもできます。

さぁ、接続しましょう!
いかがでしたでしょうか? 専用線の接続がこんなに簡単にはじめられるのです! AWS Direct Connectに関するさらに詳しい情報はこちらをご覧ください。さぁ今すぐはじめましょう!