Amazon RDSは、クラウド上でリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、拡張することができるウェブサービスです。今日はRDS for SQL Serverをお使いの皆様にうれしいお知らせです。データベースの管理タスクをスケジュールし、実行することができるSQL Server エージェントがRDS for SQL Serverでも利用可能になりました。
SQL Server エージェントはデータベース管理者にのしかかるデータベースサービスのチューニングやメンテナンスなどの手動でやらなければならない面倒な作業の負担を軽減してくれるツールです。例えば、定期的なメンテナンスプログラムの一環として、定期的なインデックスの作成やデータの整合性チェックをスケジュールすることができます。
また、T-SQLスクリプトのジョブをスケジュールし、実行することもできます。これを使えば次のようなことができます。
- 定期的なレポートの作成のためのデータのマージや変換の実行
- データベースのクリーンアップ、古いレコードのパージ、論理削除から物理削除への変換
- パフォーマンスチューニング
使いはじめるのは簡単です。Amazon RDS for SQL ServerのデータベースにSQL Server Management Studioを接続するだけです。"新しいジョブ"をクリックし、ガイドの指示に従って進めていけばOKです。
SQL Server エージェントはあらゆるSQL Server DBAのキットの中でも非常に貴重なツールとして、データベース エンジン チューニング アドバイザを結合します。SQL Server エージェントのログの閲覧や、ジョブの管理についてさらに詳しく知りたいかたは、Amazon RDS のドキュメントの'Common DBA tasks' セクションをご覧ください。
SQL Server エージェントのスケジューリングオプション
SQL Server エージェントを使ってどのようなジョブをスケジューリングするのか是非お知らせください。また、運用中のスタックをプロビジョンド IOPSを持ったAmazon EC2インスタンスやAWS Elastic Beanstalk上に構築した場合もお知らせいただけますと幸いです!
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