Amazon RDS チームはとても早いペースで新しい機能をリリースしています。今日紹介する機能もそのひとつで、Oracleユーザーの皆様には朗報ではないかと思います。
Oracle Data Pump
Amazon RDSに既存のデータベースからもっと簡単にデータをインポートできないかというご質問をいただいておりました。この要望にお答えするために、Oracle Data Pumpを使って、DBインスタンスへのデータの出し入れを簡単にできるようにいたしました。次のようないくつかのシナリオがサポートされています。
- オンプレミスのOracleデータベースとRDS DBインスタンス間の転送
- EC2インスタンス上で稼動しているOracleデータベースとRDS DBインスタンス間の転送
- 2つのRDS DBインスタンス間の転送
これらの転送はどちらの方向にも実行することができます。現在は、ジョブソースがOracleデータベースにあるData Pumpのネットワークモードをサポートしています。Data Pumpを使った転送はオリジナルのインポート、エクスポートユーティリティを使った転送に比べて速くなければなりません。Oracle Data PumpはOracleデータベースの11.2.0.2.v5が稼動している全ての新しいDBインスタンスで利用可能です。既存のv3または、v4のインスタンスでData Pumpを使うには、RDS User Guideに従って、v5にアップグレードしてください。Oracleデータベースからのデータのインポート、エクスポートに関してさらに詳しく知りたい場合は、新しく用意いたしましたimport/export guideをご覧ください。