お待たせいたしました。RDSデータベースインスタンスを作成する際、IOPSを望みのレベルに設定できるようになりました! これでRDSにおいて、より一貫性のあるスループットとパフォーマンスを得ることができるようになります。
この機能は2つの段階で、公開していきます。その予定は以下のとおりです。
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まずは、新しいRDSデータベースインスタンスを作成する際、MySQLとOracleデータベースの場合、、スループットが1,000 から 10,000 IOPS、100GBから1TBのストレージを持ったインスタンスを作成できます。SQLサーバーの場合、IOPSの最大値は 7,000 IOPSになります。Multi-AZ、Read Replica、Virtual Private Cloudを含めた全ての他のRDSの機能ももちろんサポートいたします。
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- 近い将来、MySQLとOracleデータベースエンジンについては、既存のデータベースインスタンスをプロビジョンドIOPSのストレージに自動で移行する方法を提供する予定です。もし、今すぐに既存のデータベースインスタンスをプロビジョンドIOPSストレージに移行したければ、一旦データをエクスポートしてからプロビジョンドIOPSストレージを持った新しいデータベースインスタンスに再度インポートするという方法で対応が可能です。
私達はRDSのプロビジョンドIOPSを持ったインスタンスが要求の厳しいシチュエーションで使われることを期待しています。 例えば、I/O集中型のトランザクション(OLTP)ワークロードを完全にホストするような場合です。 プロダクション環境でデータベースのワークロードを走らせているお客様には、最大限のパフォーマンスを発揮させるために、プロビジョンドIOPSのAmazon RDSをお使いいただくことを推奨いたします。(これと合わせて、ミッションクリティカルなOLTPワークロードを走らせる場合には、可用性を高まるためにAmazon RDSのMulti-AZオプションを導入することを検討ください。)
弊社のシニアエバンジェリスト、Jeff Barrがこの新機能の詳細とお客様がどのようにご利用になられているのかをAmazon RDSチームのRahul Pathakにインタビューしています。
Flipboardは数十億のページフリップを毎月数百万のモバイルフォンやタブレットユーザーに配信するのにRDSを使っています。 FlipboardのデータインフラストラクチャアーキテクトのSang Chi氏はこう語ってくれました。
"私達は、急速に拡大するユザーベースとパブリッシャーに最適なコンテンツ配信経験を提供したいと思っています。このためには現時点で高いパフォーマンスを発揮するデータベースを使うだけでなく、将来に向けてパフォーマンスを改善し続けることが必要です。スループットの一貫性は私達のワークロードにとって非常に重要です。初期のテストの結果を見て、私達はAmazon RDSプロビジョンドIOPSとそのスケールする能力のインパクトに非常に興奮しています。私達は、私達のデータベースアプリケーションが数万IOPSにスケールすることそして、一貫性のあるスループットがユーザー体験を改善することを非常に楽しみにしています。"
Shine Technologiesはエンタープライズ企業のための複雑なソリューションを構築するためにRDS for Oracleを使っています。 DirectorであるAdam Kierce氏は次のように言っています。
"Amazon RDS プロビジョンド IOPSは私達のエンタープライズクラスのデータベースアプリケーションを飛躍的に高速化してくれました。過去には、私達は、時間とコストの非常にかかるコードベースのパフォーマンスチューニングに何百日も投資してきましたが、Amazon RDS プロビジョンド IOPSを使ったところ、たった1日でそれらのパフォーマンスチューニングの結果を上回ることができました。私達はエネルギー、通信、金融、小売業界のお客様を持っておりますが、今後12ヶ月の間に、全てのOracleベースのプロダクトをAmazon RDS for Oracleを使ったAWS上に完全に移行しようと考えています。プロビジョンドIOPSによりパフォーマンスが向上したAmazon RDS for Oracleは完全にゲームチェンジャーです。より少ないコストでより大きなパフォーマンスを得ることができるのですから。"
私達は初期のお客様からこのような熱狂的な反応をいただいて大変興奮しております。そして、皆様のアプリケーションでこのAmazon RDS プロビジョンドIOPSを使ってどんなことを実現されるのか非常に楽しみにしております。
Amazon RDS プロビジョンドIOPSは、米国東部(北バージニア)、米国西部(北カリフォルニア)、EU西部(アイルランド)リージョンの新しいデータベースインスタンスですぐにご利用可能です。今後数ヶ月の間に他のリージョンでもご利用いただけるようになる予定です。
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