既存のAmazon RDSのDBインスタンスの名前とエンドポイントを変更できるようになりました! 変更はAWS Management Console、Amazon RDS API、Amazon RDS Command Line toolkitから行えます。この機能は全てのリージョン、Amazon RDSによってサポートされる全てのデータベースエンジンでご利用可能です。
この機能は主に2つの用途があります。
データ復旧を簡略化する。 - Amazon RDSは、ポイント・イン・タイム・リカバリ(特定の時点を指定してデータを復旧できる機能)、リードレプリカプロモーション(リードレプリカをマスターに昇格できる機能)、およびDBスナップショットからのリストアのような複数のデータ復旧オプションを持っています。そして本日より利用可能になりました機能を使えば、既存のDBインスタンスが何らかの理由で使えなくなった場合に、新しく作成したDBインスタンスの名前とエンドポイントを既存のそれに変更することができますので、アプリケーション内でエンドポイントを更新する必要がなくなります。
アーキテクチャの進化を簡略化する。 - RDSを使ったアプリケーションのサイズ、スコープ、複雑さが増していくにつれて、個々のインスタンスの役割が進化する可能性があります。 そういった場合に新しい役割に見合った名前に変更することができます。
それででは、ここで、AWS Management ConsoleからRDSのDBインスタンスの名前変更を行う方法を紹介します。まず最初に新しい名前を入力します。

次に変更を確認します。
