このブログをいつもご覧いただいている皆様は、私がAmazon Relational Database Service (RDS)の大ファンであることをご存知でしょう。 リレーショナルデータベースの運用において、OSやデータベースエンジンを最新のものに保ったり、バックアップを作成、復元したり、ハードウェアのスケールアップ、スケールダウンをしたり、可用性を高めるためのアーキテクチャを作成したりする作業は決して楽しいものではありません。 RDSは、ここ数年の間、こういったリレーショナルデータベースを実行する際にやらなくてはならない、多くの退屈だけれど極めて重要な作業を、次々に取り除いてきました。
そして本日、新しいハイエンドのインスタンスクラスを追加することにより、RDSがさらにパワフルになりました! 今回新しく追加されたdb.cr1.8xlargeインスタンスタイプは、MySQL5.6アプリケーションで利用可能で、最大21,000 IOPSの性能を発揮できる、大量のメモリ、CPUパワー、ネットワークスループットを提供します。 これは、今までの最高水準であった、12,500 IOPSに比べて68%の改善にあたり、以前よりもさらに過酷なデータベース駆動型のアプリケーションを実現することを可能にすることでしょう。スペックは以下のとおりです。
- 64 ビットプラットフォーム
- 244 GiB メモリ
- 88 ECU (2.75 ECU x 16 ハイパースレッドバーチャルコア)
- 10 ギガビットイーサネット
この新しいインスタンスタイプは全てのAWSリージョンで本日よりご利用いただけます!