本日の記事はJAWS Advent Calendar 2013 on Zusaarの 25日目 のエントリーを兼ねています。ちなみに、Advent Calenderにて21日を希望したところ、なぜか24日のクリスマスイブ担当になったのですが、巷の盛り上がりを気にすること無く淡々と普通に書きたいと思います!
E-JAWSの発足
さて、JAWS-UG (Japan AWS User Group)も全国に40以上の支部ができ、2013年も益々盛り上がっています。2010年にエバ初号機として大阪、名古屋、福岡など地方支部の立ち上げに奔走していた頃が、もうすでに遠い昔のことのように感じられますが、まだ3年ほどしか経っていないことにはいつも驚きが隠せません。そんなJAWSに、2013年11月に新しい仲間が参画しました。 E-JAWSの発足の目的 「2006年にAmazon Web Servicesがクラウドサービス提供を開始して以来、インフラストラクチャをクラウドサービスとして利用する概念は世界中に拡まり、多数のグローバル企業の競争力の源泉となりつつあります。日本においてもクラウドコンピューティング時代の幕が開け、クラウドをいかにビジネスに活用し企業競争力を高めるかどうかが、日本企業にとって重要な経営課題となっています。また、コンシューマサービスのみならず、基幹業務、ビッグデータ解析等、経営環境をサポートする武器としてクラウドを活用することが益々期待されております。 しかし、クラウドに対する多くの事例を得ても、企業のシステム関係者は、個別事情や制約を抱えており、その実践には沢山の選択肢が広がっております。 この認識から、Enterprise JAWS-UGにおいては、エンタープライズのお客様に限定したクローズドな場としてAWS利活用のための実践的かつ具体的な方策を検討し、企業競争力強化の源泉となりうるITシステムの新たな姿を検討していくことを目的としています。このために本ユーザーグループでは様々なAWSユーザーよりその実践事例や取り組み、課題等を共有頂き、それに対して会員企業が考え、実践していく場を目指していきます。」 |
E-JAWSでの実施内容
E-JAWSでの実施内容としては以下のものが挙げられています。
- AWSユーザーによる事例共有(成功事例、失敗事例)を通してクラウド活用に対する理解を深めます。
- ユーザー同士によるAWSの共同評価/検証および結果の共有を行いAWS活用のポイントを技術的な観点から明らかにします
- クラウド導入運用による新しい情報部門の役割について議論、検討します
- クラウド活用による新たな価値の創出について議論、検討します
- AWSパートナーの新サービスや事例発表を通してAWS活用ソリューションに対する理解を深めます
E-JAWS第1回総会
すでに11月27日には、第一回E-JAWS総会が実施され、多数のエンタープライズ企業のキーパーソンの方々が集結し、事例発表やパネルディスカッションが行われ非常に盛り上がっておりました。ちなみに参加企業の皆様のアンケートをその場で取得したところ、約半数の企業がすでにAWS Direct Connect (専用線接続サービス)をすでに利用しておりこれぞエンタープライズ!といった一幕も見られました。
今後のE-JAWSコミッティの登壇予定
今後も3ヶ月に一回を目処に定期的に総会が行われる予定ですが、E-JAWSの運営企画委員会であるE-JAWSコミッティの皆様は下記のようなイベントで登壇し、E-JAWSでの知見を拡めて頂く予定となっています。皆様、機会がありましたら是非下記のイベントにご参加ください。
- 1月28日 JUAS Future Aspect 激論!情シス部長が語る 「エンタープライズITのクラウド移行の勘所」
- 2月7日 IT戦略総合大会 社内システムのクラウド全面移行。その時、情報システム部は?
- 3月15日 JAWS Days 詳細調整中
- 5月14日 クラウドコンピューティングEXPO 詳細調整中
さいごに
E-JAWSコミュニティにもしご興味や質問がありましたら、E-JAWS事務局(aws-jp-entug @ amazon . com)までご連絡ください。益々のJAWS-UGの発展に祈りをささげて、メリークリスマス!