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【AWS発表】Amazon S3:通知機能の拡張と、CloudWatchにバケットメトリクスが加わりました

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Amazon Simple Storage Service (S3) は、2006年の春に、簡単なブログ記事で発表しました。数年にわたって、シンプル且つパワフルなモデルを維持したまま、 下げ,  冗長度を下げたストレージ(reduced redundancy storage: RRS)VPCエンドポイント, リージョン間レプリケーション, イベント通知などの機能を追加してきました。
 
昨年のイベント通知機能は、オブジェクトがPUTPOSTCopy, そして Multipart Uploadで作られたときに通知するものでした。当時は、その通知はバケット内の全てのオブジェクトが対象でした。
 
本日追加したのは、オブジェクトデリートおよびプリフィックスおよびサフィックスによるフィルタリングのサポートです。さらに、バケットレベルでの Amazon CloudWatchメトリクスのサポートです。
 
Notification Enhancements
S3バケットからオブジェクトが削除されたときに通知するように設定できます。他のタイプの通知と同じように、削除通知はSQSキュー、SNSトピック、AWS Lambda functionの起動トリガに送ることができます。オブジェクトの削除通知はS3オブジェクトを管理するためのインデックスのアップデートやデータトラッキング等に使うことができます。
また、オブジェクト名のプリフィックスおよびサフィックスを使ったフィルタを使うことができます。次の例では、ある特定のバケットにおいて、”images/”プリフィックスかつ".png"サフィックスのオブジェクトが削除されたときに通知させることができます。
 
S3_delete_event_1
コンソールで、複数の通知を作成および編集ができます。

S3_console_list_edit_events_1

CloudWatch Storage Metrics
Amazon CloudWatch はAWSサービスおよびカスタムメトリクスで追加されたユーザアプリケーションの、メトリクストラッキングとアラーム機能を持ちます。アラーム設定は経過時間中のしきい値を超えたときに行われます。S3のモニタおよびアラーム機能をS3に対してもできるようになりました。
対応しているメトリクスは、バケット毎の合計バイト数(スタンダード及びRRS)と合計オブジェクト数です。メトリクスは、 AWS Management Consoleでみることができます。
Cw_s3_bucket_metrics_1
これらのメトリクスは、請求と同じく日次更新です。また、ライフサイクルルール等によってGlacierに移動するように設定されたオブジェクトは除外されます。
 
Available Now
これらの機能は、今日、今すぐつかえます。
— Jeff;
本稿は、https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/amazon-s3-update-delete-notifications-better-filters-bucket-metrics/ の翻訳です(日本語は荒木が担当しました)。
 

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