今回の発表により、Microsoft Windows Server 2008 R2とWindows 2008 R2 SQL Serverを、クラスターコンピュータ系のインスタンスタイプである、EC2クラスターコンピュート・インスタンスとEC2クラスターGPU・インスタンスの上で稼働できるようになりました。
こちらはすでに発表されているスパコンクラスの上記インスタンスのスペックになります。
Cluster Compute Quadruple Extra Large:
- 23 GBのメモリ
- 33.5 EC2 Compute Unit (2 x Intel Xeon X5570、quad-core “Nehalem”)
- 1690 GBのストレージ
- 64 ビットプラットフォーム
- I/O パフォーマンス: 非常に高い (10 Gigabit Ethernet)
Cluster GPU Quadruple Extra Large:
- 22 GBのメモリ
- 33.5 EC2 Compute Unit (2 x Intel Xeon X5570、 quad-core “Nehalem”)
- 2 x NVIDIA Tesla “Fermi” M2050 GPU
- 1690 GBのストレージ
- 64 ビットプラットフォーム
- I/O パフォーマンス: 非常に高い (10 Gigabit Ethernet)
これらのインスタンスを用いると、非常に高負荷の作業のために、大量のRAM、CPU、ネットワークを駆使することができます。今回の発表により、このクラスター系のインスタンスも含め、全てのインスタンスタイプにおいて、マイクロソフト社のWindowsを利用することができるようになりました。現時点では、このクラスター系のインスタンスは、US Eastリージョンのみで利用可能ですので、ご注意ください。
クラスター用のWindows Server 2008 R2 AMIを、マネージメントコンソール(Webコンソール)から下記のように選択できるようになっておりますので、どうぞご利用くださいませ!
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玉川憲 (@KenTamagawa)