AWSは"お客様の声"に非常に価値を置いています。私達のプランに皆様からの声がきちんと反映されているかを聞き、学び、確認するために全力を尽くしています。
皆様からより詳細な課金データが欲しいという多くの要望をいただいておりました。その第一歩として、今年6月にこのブログにて【AWS発表】新機能 - 利用料金データにプログラムからアクセス可能にという発表をいたしました。さらにAWS Billing Alertsを使えば、今月の利用料が特定の量を越えた場合に通知をしてくれるという、AWSの利用状況に関する追加の情報を手に入れられます。
そして本日、AWS Detailed Billing Reportsという新機能を提供することにより、さらに一歩進めていきます。この機能により、1時間毎の項目を含んだレポートにアクセス可能になります。オンデマンドとリザーブドインスタンスを組み合わせて使っている場合、任意の時間単位でキャパシティ要件を満たした十分なリザーブドインスタンスを持っているのかを確認できます。
このリリースの一部として、AWS Consolidated Billingを利用している場合のリザーブドインスタンスに関連づけられたコストをより簡単に追跡し、管理できるようにいたしました。このレポートは、リンクされたアカウントのためのRI Affinity (RIの親和性) とUnblended Rates (非ブレンドレート)という2つ重要な機能をもった追加配分モデルを提供します。
- RI Affinityにより、リザーブドインスタンスにより適用される時間あたりの料金に対する割引は、最初にRIを購入したリンクされたアカウントを優先します。
- 現在、Consolidated Billingはリンクされたアカウントにコストを分配する時、ブレンドレート(オンデマンド、無料利用枠、リザーブドインスタンスの平均)を使っています。Detailed Billing Reportは引き続き、ブレンドレートとそのコスト情報を含みますが、追加カラムとして、非ブレンドレートとそのコスト情報も追加されます。
AWS Billing Preferencesのページより、この時間単位のレポートをサインアップし有効にすることができます。
