EC2のオートリカバリ(自動復旧機能)機能が、東京リージョン含む8リージョンでご利用頂けるようになりました。
EC2のフォーラムに内容がPOSTされていますので、是非ご確認下さい。
https://forums.aws.amazon.com/ann.jspa?annID=2914
以下が参考和訳となります。
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2015年1月にUS Eastリージョンでローンチした、インスタンスの可用性を向上させるために設計されたオートリカバリの機能が本日、さらに8つのAWSリージョンでご利用頂けるようになりました。
この機能を利用すると、システム故障を検知した際にインスタンスの復旧を自動的に行います。オートリカバリは既存のインスタンスを稼働し続けるため、必要に応じてリカバリ時に自動的に新しいハードウェアにインスタンスを復旧させます。このため、新しいインスタンスへのマイグレーションは基本的に必要ありません。
オートリカバリを有効化するには、AWS CloudWatch アラームを CloudWatch のコンソールで設定します。"EC2 Status Check Failed(System)" のメトリクスを選択し、"Recover this instance" アクションを選択します。これを有効化すると、リカバリプロセスでは対象のインスタンスはリブートします。リカバリされたインスタンスは元と同じインスタンスと認識されるため、同じインスタンスID、IPアドレスや設定となります。
オートリカバリは現在以下をサポートしています。
・C3, C4, M3, R3, T2 の各インスタンスタイプ
・東京リージョン、およびAsia Pacific (Singapore), Asia Pacific (Sydney), EU (Ireland), EU (Frankfurt), South America (Sao Paulo), US East (N. Virginia), US West (N. California) , US West (Oregon) リージョンのインスタンス
・インスタンスはVPC内で稼働している必要があり、共有テナンシー、かつEBSバックのストレージのみを利用している必要があります。VPC外で動作しているインスタンス、Dedicatedインスタンス、およびローカルインスタンスストアは現在未サポートとなっています。
インスタンスの復旧についての制限については、Instance Recovery Troubleshooting の資料をご確認ください。またより詳細な情報については、Auto Recoveryの資料を参考にして下さい。
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片山(@c9katayama)